先週、ベルリンで何千人もの来場者を集めた「OpenStack Summit」は、まもなく「Open Infrastructure Summit」と名称を変更するため、旧名称での最後の開催となりました。 OpenStackコミュニティの創設メンバーであるCanonicalはもちろん出席し、出席者と語り合うとともに、講演の主催、デモの実施、基調講演などで大忙しでした。 サミットでは、Canonicalの最高経営責任者(CEO)であるMark Shuttleworthが、Ubuntu 18.04の10年サポート、CIOの注意を引こうとAWS、Microsoft、Googleが競争する世界で価格性能比が重要である理由、完全に移植可能なAIによってクラウドからエッジに向かうUbuntu AIの物語など、多数のトピックについて語りました。 OpenStackのアップグレードは、AIほど騒がれず、魅力的でもありませんが、基本的に重要なトピックです。 CanonicalにとってOpenStackのアップグレードとは、すべてのOpenStackリリースをアップグレードでサポートすることを意味します。つまり、SteinとTrainがリリースされればテストプロセスの一環として展開し、14.04でIcehouseがリリースされれば、IcehouseでKubernetesのワークロードを展開します。次に、これをクラウドで実行しつつ、しかもワークロードを失うことなく、バージョンをMitakaまでアップグレードします。さらにクラウドの実行を続けながら、バックグラウンドで16.04までアップグレードし、Queensにアップグレード。さらに18.04、Rocky、Steinなどへと標準でアップグレードします。 このOpenStackアップグレードのプロセス全体において、ネットワークを1秒たりともダウンさせることはできません。 ビジネスの点から言えば、OpenStackは日々成果を上げているのであり、OpenStackがあってこそビジネスが存続できることになります。Shuttleworthは次のように述べています。「つまり、重要なのは2日目ではなく、1,500日目です。OpenStackとともに生き、拡張、アップグレード、成長を続け、使いこなすことでビジネスから本当の価値を得ることです。」 Canonicalは単にOpenStackをアップグレードするだけでありません。詳しくは、担当チームまでお問い合わせください。 お問い合わせ
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